憧れの先輩のように、仲間から信頼される社員を目指しています。

入社のきっかけは、私が小学2年生のときに家族で訪れた岡山工場の見学です。製品が形になるまでの工程を間近で見て、ものづくりの楽しさやお酒の奥深さに惹かれました。就職活動中は、女性が製造現場で活躍できるのか不安もありましたが、総務の方から多くの女性社員が活躍していると教えていただき、安心して応募することができました。

現在は、醸造から送られてきた製品液を缶に充填し、6缶パックやカートンへの二次包装、製品の積み付けなど、設備オペレーションを担当しています。設備に不具合が見つかった際には、修理や部品交換などのメンテナンスも行っています。お客様に届ける商品の品質を安定させ、信頼につなげるための重要な役割だと感じています。これからも、お客様に安心して手に取っていただける製品づくりに、真摯な姿勢で取り組んでいきたいです。

入社後の研修では、工場内の各部署を順番に回り、実際の現場を体験しました。醸造エネルギー課では製品液ができるまでの工程を学び、次にパッケージング課では3交替勤務を経験しました。製品液が缶に充填され、店頭に並ぶまでの過程を間近で見ることができ、スタッフのこだわりや丁寧な仕事ぶりに触れられたことは、私にとって大きな学びとなりました。

また、3交替勤務を事前に体験できたことで、自分なりの仕事のリズムや体調管理の方法を掴むことができました。工場全体の流れや各部署の役割を理解すると同時に、自らの働くリズムを整えるきっかけにもなったと感じています。

現在の部署に配属されてから目標としているのは、ある年上の先輩です。後輩の面倒見が良く、トラブルが発生した際には品質面を含めた判断や指示が的確です。その場の対応はもちろんのこと、なぜその判断に至ったのかを丁寧に説明してくださるため、理解が深まり、次に活かせることも多くあります。先輩のおかげで得られるこのような経験は、自分の成長に確実につながっていると感じています。

今後は先輩を見習い、課題解決力をさらに高めていきたいと考えています。判断力に加えて、現場で冷静に状況を見極め、仲間から信頼される社員を目指していきたいです。


※インタビューは2025年7月に実施しました。